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そんな希に、
「えっと・・・希さん、あっちでお話しましょう。」
竹林が笑顔でそう言った。
それを聞いて、希は祥子の方へ顔を向けた。
すると、
コクリ。
祥子は笑みを浮かべたまま頷いた。
それを見て希は頷き返すと竹林と共に部屋を出た。
2人が部屋を出た後、
「さて今から土屋、三浦、高宮と話があるからほかの人は戻っていいわ。今日の事を忘れず仕事に励みなさい。」
と祥子がいい、部屋の中にいた土屋、三浦、高宮以外は祥子に頭を下げて部屋を出た。
そして4人になったところで、
「希さんの作品を読んだ感想を聞かせてもらおうかしら、土屋?」
祥子は土屋達3人の前に椅子を引っ張って行き、それに座りながら土屋に聞いた。
その祥子の問いに、
「あっ、は、はい・・・2つとも良い作品だと思いました。話も面白くて引き込まれますし、絵もオリジナリィを感じました。特に2つ目に読んだ作品の方は連載にしても面白くなりそうでしたね。」
最初は祥子のオーラにどもったものの、土屋は自分の思った事をそのまま答えた。
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