Blue × Room

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・ ・ ・ 「、ふっ…ぁ、っ…ァ、 どのくらいの時間が経ったのだろう、ジワジワと湧き上がる不快感を自覚してる。 いや、違う。これは…この、感覚は。 「ふふ、効いてきた?」 「っ…ぅ、はぁ…、は 身体の奥の方から燃え上がるように、何かがせり上がってくる。 男ならばよく覚えのあるその感覚、「マズイ」と思っても吊るされ両手も使えないこの状況じゃどうすることも出来ない。 (イヤだ…こんな、他人の前で…っ) そんなオレの想いとは裏腹に、どんどんと頭をもたげ出すオレの中心。 ギリギリと食い込む手錠の刺激ですら、それを後押しする。 「はぁっ…ぁ、は…」 「元気だね、もうすごいことになってるよ?」 「、て…っ手、外し、てっ…」 「ダメだよ?まだ"今日"は始まったばっかりなんだから」 「っ…ぅう、…ふ、ぅ… ダメだ。身体が熱い。 完全に勃起したソコは痛いくらいに張り詰めておかしくなってしまいそう。 出したい。苦しい。助けて。 「、はっ…はっ、は、ぁっ… 強制的に昂ぶらされたソコは今まで感じたことのない程強烈な興奮状態で。 刺激を求め見目にもわかるほどに震えている。 触れずとも先端からはダラダラとカウパー液を垂れ流し、吐き出すのを今か今かと待ち望んでいるようだ。 「、やら…っも、イキた…っイキたいぃ…!」 「良いよ?べつにイッても」 「っ…む、ムリぃ…っ手ぇ、離し…って、 「ふふ、それはダメだってば」 「、お…ねが、おねが…ぃ おかしくなっちゃう、このままじゃ。 やだよ、出したい。手じゃなくてもいいから、なんでもいいから。 触って、擦って、イカせてお願い。 (何…っ考えてんの、オレ…っ) 溜まりに溜まった熱がオレをおかしくさせる。 クスリのせいか頭がクラクラして訳わかんない。 「どんな感じ?」 「っぁ、ぅ…っふ、く "サトル"の声が遠く聞こえる。 何か答えようと思っても荒い吐息にしかならなくて、上手く呼吸も出来ない。 (なにっ…おかし、カラダっ…) 「ちゃんと答えないと、わからないでしょ?」 「、ぁっ…手…はな 椅子に座って傍観してた"サトル"はゆっくりと立ち上がり、オレの前まで。 項垂れたオレの顔を覗き込み、「うん?」って首を傾げてみせる。 同じように懇願しか出来ないでいるオレに「答えなきゃ終わんないよ?」って笑ってみせた。
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