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「、ひ…っく、ふ…っぅ、もうや…だぁ、
相変わらず勃起したままのソコは吐き出したくて震えてる。
触りたい、触ってもうイキたい。
なのに"サトル"はやっぱり一定の距離を保ち、うっすらと微笑みオレを見てるだけ…で。
もうやだ、触りたいって暴れれば腕にギリリと手錠が食い込む。
もしかしたら血が出てるのかも、痛くて仕方ない。
だけどもう苦しくて、そんなのどうでもいい。
痛みにも構わず思い切り腕を引っ張った。
「あ
「!?」
そしたら上の方にあったフックはどうやらその負荷に耐えきれなかったらしく、バキっと盛大な音を立てて割れた。
同時にグラリと前のめりに倒れる身体。
咄嗟に手を付いたものの、露出したソコを床に思い切り擦り付け、痺れるような電気が走った。
「!?ひぁっ…だめ、ぁ、ァッ…ぁぁあッ…!!」
たったのそれだけの刺激に呆気なく吐き出し、ゆらめく身体。
吐精の余韻に震え、未だソコは液体を垂れ流してる。
コツ、と靴の音がしたかと思えば、倒れたオレの目の前には"サトル"の黒い革靴。
ぼやけた視界で捉えた"サトル"はやっぱり表情を変えないまま、壊れたフックを手に取り、「もっと頑丈なのにしないとね?」って、笑った。
その言葉を最後に、オレの意識はまたもや黒く、暗く、染まってった…。
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