悪夢

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 さらに数回の目覚めが訪れ、 肉の感覚が濃厚になり、 あまつさえ匂いまでが伴われ……。  そして――  ベッドで目覚めるぼくの顔を真上から見つめているのは、 ぼくのまったく知らない若い女。 けれどもぼくはその女が夢の少女の正しいイレモノに違いないと直感する。
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