第1章

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だからごめんなー、と言いながら近づいてくる彼。 視線は、私の手元のチョコレートの箱。 まさかチョコレートだけ受け取って、さっさと行ってしまうつもり!? そんなの絶対イヤ! 思わず下を向いて、箱をぎゅっと抱き締めた。 そんな私の耳元で、何かの気配がした。 「…好きだよ。」
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