第1章

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「ひゃっ…?」 驚いて顔を上げると、目の前には彼の顔。 そのことにも驚いたが、それよりも…。 「今っ、何て言ったの…?」 「えー、あれだけ近くで言って聞こえてないことはないでしょう」 そう言った後、少しずつ彼の顔が赤くなっていくのに気づいた。 「…だって…言うの照れるじゃん」 おどけていたのに、今は真剣な顔。 「ホワイトデーは、ゆっくり会おうな。」 そう言って私にキスをした。 どんな言葉よりも、あなたの気持ちが伝わりました。
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