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風紀委員のGW合宿も無事に終了。
あの日から特に鬼が出現するようなこともなく平和な日々を過ごしていた。
そして梅雨の時期に入り、毎日の様に雨が降り続き気持ちが鬱鬱していた。
そんなある土曜日の朝柊真が、私に言った。
「葵、ちょっと病院行かないかい?」
「え??」
ソファーに座りながらくつろぎ、テレビを観ていた私。
――いきなり病院って言われても。
なんて思っていると彼は更に口を開く。
「ほら、そうやってのんびりしてないで早く行くよ」
柊真はそう言って一言も返事をしていない私の腕を取り、強制的に桜木町にある病院へと向った。
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