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ピピピピピ……
「最強存在算出理論………検証中…。開発者……、旺……。
ガガガガ……ウイルス侵入……。ウイルスを…色で示す…。
ギギギギ…
プレイヤーの皆さん…、最強存在になって生き残―――…」
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【砂浜ゲーム 3大ルール】
①最強存在しか出れない系
②死んだらマジ死んじゃう系
③砂武類(さむらい)は1人1個!
追伸.ボクを見つけてネw
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――西暦:不明 場所:不明――
ザザァ…ザザァァ……
静かな波が白い泡を立てながら、砂浜に広がっていく。煌めく砂に、次の波が、優しく覆い被さり、波はまた海に戻る。
強い日差しに照らされた砂浜に、少年が1人うつ伏せで倒れている。
少年の閉じている瞼が動いた。
「う…ぐ……」
目を開けた少年は、ゆっくりと体を起こし、辺りを見た。
「え…、どこ?…」
日に焼けた皮膚と関節に痛みを感じながら、彼は頭とラフな黒いスーツの砂を払う。
どこかの島にいることを理解した少年だったが、どうやってここに来たか全く分からなかった。
「お…、俺は…達川(たちかわ)悠真(ゆうま)…、そうだっ、高校2年で…」
悠真は何故ここにいるのか不思議に思いながら、砂浜を見渡す。
何処までも続く砂浜の上には、山があった。木々の生い茂る大きな山だ。海の向こうには島や陸は見えず、ずっと海が続いていた。
「どこだここ……。あ……」
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