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「っ!その、技は…!」 「くくっ、懐かしいだろう?貴様が幾度となく我を打ち負かし…そして我が貴様から奪った技だ」 魔族は狂気を孕んだ顔で楽しそうに笑う。 「エルシュファウジュミストリュウ…」 「無駄だ、アレは今や完全に我の技…貴様に操れる代物では無い…さあ、防いでみろ」 「…我が秘術を用いてあらゆる技を打ち消す剣を創生す…ヒリィスヴィルマトラ」 現魔王が詠唱すると空中に無数の大剣が現れた。 その大剣が積乱雲のようなモノに向かって飛んで行き、全てが刺さり終えると魔大陸全土を覆ってソレは何も無かったかのように霧散する。
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