1章

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「うお、ほんとに塗ってるし。舐めていいんか? ってなるわけないだろ。道着が汚れるから洗ってこい。さすがに男の乳首は舐めたくないわ」 2月14日の柔道場では男同士でこんなバカが毎年繰り広げられる。ほんとにバカだ。 こっそり覗いていた女子がいたことに気が付かないのだから。 A「はあ、今年も渡せなかったな……」 彼女は一人ぽつんと夜の街を見つめていた。
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