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片道1時間もかけて、馬鹿校に行く必要なかったんじゃないかなと思う。 朝早く出て、小1時間も田舎路線に揺られてる自分が本当になんなんだと思う。無理。無理。無理。 そんなことを胸の中に秘めるのを日課にして、学校に通う自分もまあ偉いと思う。 「おはよ」 学校の最寄駅を出ると、毎朝待っていてくれる友達のミサ。 「おはよ」 少し手のひらを見せ、左右に振る。 するとミサも私の真似をしてきた。 私はミサの隣に並ぶと、お互いおもむろに歩き出す。 私もミサもかったるいのだ。大体の生徒はそうなんじゃないんだろうか。 「ちょーねむ…まじ眠すぎてMK5だわ」 「ほんとね」 中身のない会話を交わしてる内に学校が見えてきた、あまり嬉しくない。
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