190人が本棚に入れています
本棚に追加
「ァッ……!」
声を上げかけた僕の唇を塞ぐ
強引なキス一つで。
「ンッ……ンン……」
僕の身体は
怖いくらい敏感に反応してしまう。
「ベッドではこんなに素直なのにおまえ――」
おまえなんて。
普段絶対に呼ばない。
「九条さん……?」
「今夜はどうかしてる」
「いいの、やめないで、そのまま――」
礼儀も道徳も脱ぎ払って
夜中に僕を制圧しにくる彼。
「今夜はあなたの思いどおりして」
正直
たまらないほどぞくぞくした。
最初のコメントを投稿しよう!