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とある豪邸
その豪邸に済む者の寝室に一人の少年が入ってきた
そこには、二つのベッドがあった
少年は、無言で片方のベッドの方へ行こうとすると
もの凄い早さで影が少年の背後に回りこんだ
そして、
「朝ご飯のパンツちょーだい!」
そう言いながら少年のズボンを脱がそうとし始めた
「や、めろ!」
「よこせぇぇぇぇぇ!」
当然ながら少年は抵抗する
その必死の攻防の音を聞いたのだろうか
「……ぁ……おはよ……」
少年が向かっていった方のベッドで寝ていた少年が起きたようだ
こんな変な光景だが
それが彼らの一日の始まりである
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