「…ねぇ」

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B「うわああああ!!」 A「ちょっとー警察とか無しだよー」 彼女はそう言うと手すりをふわりと越えて、僕の背後にそっと降り立った B「「ななな!…な、な、な…」 もう何が何だか分からなかった。目が回りそうだ A「ねぇ、来て」 B「へっ…?何が?」 A「私の世界に来てほしいの!お願い!!」 B「…世界って」 彼女はそう言うと手に持っていた物を空高く投げた B「あー!!チョコがぁー!!」 恥ずかしげも無く僕は叫んだ。チョコかどうかも分からないのに… すると暗闇に、優しいピンク色の光を帯びた大きなハートが現れたのだ B「…へっ…今度は何…」 僕は手すりに掴まりながら キラキラとピンク色に輝くハートを見つめ続けた
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