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カムチャツカ半島の南端より米軍は到着し、付近の都市を占領した。
住民は一人残らずウラジオトスクへとおくり、戦争による犠牲者を一人でも減らす努力を行った。
また、ハワイ諸島にいる住民に避難勧告を出し、無関係の人間を被害に巻き込まないようにしようとしたが、ハワイ諸島の住民の6割は避難を断った。
理由を尋ねたところ、
「ハワイ諸島は私達の故郷だ。故郷からは離れたくもないし、ジェネーブ条約によって守られているので問題ない。」
というものであった。
避難勧告に当たった米兵はため息をつき、上へどうやって報告しようか悩んだ。
悩んだ末の報告がこうである。
「ハワイ諸島の住民はジェネーブ条約によって守られているといって全く聞く耳を持ちません。」
これを聞いた上司は部下の努力を労い、500ドルをボーナスとしてあげた。
こうしているうちにカムチャツカ半島中部でソ連陸軍と米陸軍の銃撃戦が開始された。
しかし、ソ連軍に戦意は全くなく、米軍はソ連軍の3割を捕虜として捉えた。
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