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この世界には3つの大きな大陸がある。
魔、精霊、人間それぞれの種族が住み、
争いは絶えなかった。だが、戦争があっても、辛くとも、
あの苦しみに比べればちっぽけな事だった。そう思う程苦しんだのだ
ある一人は戦争を止めようとしたが、戦争によって作られた憎しみ
苦しみに飲み込まれ狂ってしまったのです
その人間を愛していた神は1人の人間を救う為に大きな罪を
犯したのです。
一人の人間を救う為に禁忌を犯し、その人間を救いました
ですが、禁忌の魔法が暴走して、神とその人間以外全てを
狂わせてしまったのです。
神はその魔法を使うと暴走する事を知っていました
それでも1人の人間を救う為に世界を滅ぼす事にしたのです
特別な能力を持っていた異世界から来た子は
自分の能力で狂いだした世界を救いました
異世界の子の能力を神が知り、何も知らない異世界の子を犠牲に
させ、神は教えなかったのです。能力を使えば
死んでしまうという事を……
世界が平和に戻った時、異世界の子は倒れました。
皆は目の前の事に夢中で誰も気付く事はなく、
神が愛した子が世界を救ったという事になりました
倒れた異世界の子はそれ以来姿が無く、
異世界の子は生きていましたが、酷く弱っていて、それでも
無理矢理歩き、泉に向かったのです
その泉は癒しの泉と言われ、癒す力がありました
異世界の子は泉に入っても、全く治らず狂いに囚われた
身体も心も壊れるような状態で、異世界の子は狂いに気に入られ
狂いに愛されました。愛された異世界の子は絶望ながらも
心は壊れませんでした。愛されたからこそ壊れなかったのです
心はボロボロながらも壊れなかったが身体はどんどん弱っていく
ばかりでした。
狂いに愛されようとも死んでしまう力を使ったのです
長くは持たないでしょう。
狂いは狂いながらも自我を持ち、理性もあり、生きています
狂いは異世界の子から完全に出る事は不可能ですがある程度は
出ることが可能なので狂いは外へ出て、異世界の子に自分の生命を
分けました
その異世界の子は徐々に回復していきました
それから約半年後
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