第1章

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「ひっひー」 突然の死体に驚く警察官。 「で、電話しないと」 警察官はパニックになり110番にかけていた。 周りの人々も徐々に気づきはじめたため、逆に冷静になった警察官は電話で応援を呼んだ。 現場を保存するため、周りの野次馬を整理する。 「近づかないでください。写真撮影もやめてください」 一人の警察官に対して野次馬はどんどん増えていく。 そこへ一人の中学生が立ち寄った。 「何だろう?」 コツン 足に何か当たった。 瓶だ。 拾ってみると『インビジブルノクターン』とラベルに書いてあった。 「聞いたことのない商品名だな」 訳すと多分「目に見えない夜想曲」だと思う。 「何だろう?薬?飴?そうだあいつに飲ませよう」 ポケットに瓶をしまいその場をあとにする中学生。 ここから、インビジブルノクターンによる不幸の連鎖が始まるのである。
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