~固まって~
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「別にいいじゃん。まだ六月だよ。卒業まで、7、8、9、10……9ヶ月間もあるんだよ」 指を折って数えながら、昴にこたえる。頭の中だけで数えたっていいのだけど、こちらの方が相手に与える印象は良いと思っている。 「晴は呑気だなあ……9ヵ月なんてあっという間だぞ。多分」 昴がぼやいた。呆れているのか、逆に関心しているのか、わからない口調だった。 下の瞼は、かけてある眼鏡のせいで観察しづらい。
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