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あとがき
最後まで「金冠の恋」をお読みくださり、ありがとうございました。
さて、皆さまは、ご記憶にありますでしょうか。
4年前の2012年。
まだ朝の時間に起こった天体ショー、金環日食のことを。
太陽と月が重なり合うことも然りながら、
あの薄っすらと暗化していく景色が、なんとも神秘的なものでした。
そしてあの時も、太陽と月のみならず、数個の惑星が一直線上に連なり
話題となった記憶があります。
そんな金環日食の、翌日。
星たちが一直線に重なり合う奇跡の時を、一途な想いと重ねて描けたら。
仕事からの帰宅途中で、そう浮かんだ事が、この作品のきっかけでした。
そしてつい先日、飛び込んできたのが、NASAによって新たな惑星発見か?
というニュース。
それを耳に、どこかでこの作品を重ね合わせて、
作者としては、ドキドキするものを感じておりました。
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