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ツンツン頭のキヨは、
とぼけた顔で部長席と
手書きされた椅子に座った。
「だいたい…
何ですかそのヘアスタイル!
星鈴学院の校則を破ってますわ!」
さっきとは打って変わって強気の女の子。
名前はキヨがマナブに教えたから分かる
千草 薫子 中等部3年。
「おい、カオル…お兄様にそんな口聞くのも校則違反だぞ?」
「うっ……だってお兄様が。」
今にも泣きそうな薫子に気づいたキヨとマナブは咄嗟に質問を繰り出した
「なんで探偵部に!?依頼?」
「依頼聞かせて!」
「…本当ですか?」
「「もっちろん!」」
薫子は、鞄から2、3枚の
プリントを机に出した。
「これは、」
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