サイドストーリー 其の2

2/2
前へ
/4ページ
次へ
サイドstory 後編 西くんと東くんのクラスメイト 性別はナイショ ガンツのアスペっぽい中坊西くん の学校に転校したクラスメイトが、 前にいた東ひかる君の学校のクラス メイトに長文メールで独白するという コラボ調のstoryかつガンツマイナスの 前章です。 前編は西くんのでしたが後編は 東くんの同級生の視点で行きたい と思います。同様小説サイトにも 連載してます。 趣味の範囲のため無料です。 では前編と同様、発達つながりで マイノリティなクラスメイト二人 のサイドstoryをどうぞ。 やあお帰り、君が戻りたくなる のもわかる哉。中学にはそのまま 持ちあがったよねお互いに。 ひかる君のママ美人だしぼくらの 間にも隠れファンが結構いたよ。 丈君のママは君から聞いたが相当の 偏屈だってな。同じ教育ママなら 可愛い方が良いもん。 君から聞いたがあの親子の行く末 が心配になるね、丈君の親父の名前 らしいけど新聞の一面でたまにチラ と見える。 ぼく達子どもは親の都合押し付けら れて嫌になっちまう。らしくしろと 言うけどさ自分らしくは駄目なんだ ってさ。カタツムリは雌雄同体なの にね。 そういやぁ、何とも複雑だけど 東くんもお父さんの実家に引っ越す とかな。東くんのお祖母さんか。 児童祭で前に見かけたキツい感じの 年配の人だよね。 君良かったじゃん、君のいた 西くんの私立小学は成金の子息の 乱暴者がいて、そいつに金ボタン で焼き印されたんだと。西も手癖 悪くなっていって、君のママが偶然 それに出くわされて。実にひどい目 に遇ってたんだよね。 何はともあれ君はここに戻れたんだ。 しばらくノンビリするといいね。 高校は同じ学校に入りたいものだよ。 ぼくらそんな金持ちではないが私立 編入できる君ぐらいのレベルは 頭あるよ。ガリ勉すれば公立の 進学校には行けるんじゃない。  では健闘を。そう気を落とさないでね。 サイドstoryはこれにて終了、ま、 少数派や境界線上にいる者が少しでも 生きやすくなって欲しいと願います。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加