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どこまで合意であったのかわかりませんが、離れで行われていることはもう見過ごせないところまできていました。
法の裁きの前に、受ける裁きがあるのです。
大先生は最後の花を生けました。
花の裁きを受けるために、ある人物を呼びました。
「裁き人」は花を見て、流派の存続を決めます。
この場合は、取り潰しとなりました。
覚悟されていたようで、大先生はお弟子さんに他流派の先生を紹介されました。
「時期が違うけれど、花虫」
裁き人は密封袋の中でカサカサと動くものを指で弾きました。
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