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ピラ「日頃の行いの良さがここで爆発!!」
桜「どんな爆発だ。それにあからさま過ぎるぞ。誰でも見られるようになってるじゃないか。これだとすでに読まれている可能性も」
ピラ「ダイジョブっしょ。ダウンジングポエムが反応するのは、『ポエムが変化した物』じゃなくて、『ポエム自体』。なんだから。よっし!さっさと回収して帰ろうぜ!」
桜「あ、おい!待て!こーゆー時は慎重に!待ってろ!今店内の地図を書いて。。。」
ピラ「時間ないんだろ?さぁ、キルシュ!行。。。( ゚д゚)ハッ」
店内に、走りこんだピラクルの前に現れたのは、ツルツルに反り上がった頭の強面で屈強な男。
2メートルを越える身長を持つ強面の男の胸元には、可愛らしい文字のネームプレートがかかっていた。
桜「ま、まずい!!こっちに来いっ!ピラクル!」
ピラ「あ、えっと。。。あははは」
そそくさと、その男から逃げるように二人は一事、部屋の隅に逃げ込む。
それを睨みつけるように立っていた強面の男が、店内の一部を無言で指差す。
そこには『店内、飲食、走ること禁止。お静かに』と太字で書かれていた。
ピラ「やべぇよ!キルシュ!モンスターがいる!」
桜「誰がモンスターだ!見ろ、どうやらこの店の店長のようだぞ」
ピラ「店長!?嘘でしょ?!ゲームで見たことあるよ!アレ、完全に軍団長とかそーゆーのでしょうよ!」
桜「バカッ!聞こえたらどうする!だから、急ぐなって言ったんだ」
ピラ「うぅ、ごめん」
桜「くっ、店長に目をつけられたら派手な動きは取れないぞ。警察でも呼ばれたら厄介だ。ここは慎重に行くんだ」
ピラ「りょ、了解!!」
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