第弐詩(前編)~捜索せよ七変化、それは巻物~

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ピラ「あー!もぅー!どうにでもなれ!!」 そう言いながら、不思議なステップで学生に近づいていくピラクル ピラ「我の探し求めているものは。。。どこに。。。はうぁっ!?み、見つけた。。ようやく見つけたぞ!!愛しの巻物!!」 ピラ「ふっ。。。幾千の時を越えようとも、我から逃れられぬとしれ!」 桜「お、おい。なんだその設定は」 ピラ「おお!?貴様。。。我の愛しの巻物の新たならマスターか!ふん!悪いが返してもらおう!その巻物は我にこそふさわ。。。はぎゃっ!正拳突き!?」 桜「はっ!?」 ピラ「や、やるではないか。。。キックはやめてっ!今日のところは、これくらいにしてやろう!」 桜「。。。。おい、ピラクル何してんだ!」 ピラ「いってぇー!見ただろ!?キルシュ!アイツ、教室の隅で本を読んでて、ガラの悪い奴らに襲われるんだけど、通信空手とか習ってて実は強いってタイプのやつだよ!見えなかったもん!拳見えなかったもん!」 桜「だから、どんな分析だ!ったく。だが確かにやつはかなりのやりてらしい。お前の顔面に拳を叩き込んですぐに、巻物を持ち直していた。奴は強い。。。!」 ピラ「こ、今度は、キルシュがいけよ!散々言ってんだから作戦あるんだろうな?」 桜「当たり前だ。オレが取ってきてやる。」 ピラ「いってぇ。。。ん?キルシュ?それ、何持って」 桜「よし、見てろ!」 (青年の後ろに行くキルシュ)
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