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彩は俺に続いて、
「このフラッシュドライブに記録された映像は、他のフラッシュドライブと一緒に安全な所に保管されるそうです。
この作品の映像は、我々が今ここに生きて、そして存在しているとゆう証です。私はこの部の一員として、この企画に参加出来た事をとても誇りに思っています。」と穏やかな顔をして言った。
俺は、
「最後に最後にと、ひつこい様だが、島田、竹田、お前達は、チョット無謀な所が有るから、無茶はするなよ。
西、川田さんを愛しているのなら、ちゃんと彼女の側にいて、守ってやれよ。
新井さん、石井はとてもストレートで飾り気が無いから、誤解されやすいが、生きるとゆう事を真剣に考えている真面目な奴だと思う。彼が言う事の意味をちゃんと理解すれば、彼の良さがもっと見えてくるよ。
それと、富田さん、生き続けるとゆう事は、死を選択する事より、もっと大変で難しい事だと思う。でも頑張って生きて、そうゆう映像を撮ってみないか?君なら出来ると思うんだ。」と一人一人の眼を見詰めながら言うと、
新井さんは眼に涙を溜めながら、
「”終わり”って何ですか?先輩たちは、どうするんですか?何処かに行くとですか?」と聞く。
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