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月曜日 午前十時
結局、その日、映画研究部の全部員が視聴室に集まった。
まず始めに、白いシャツに紺色のネクタイをラフにしめ、ジーンズにスニーカーを履いた俺が、
「それでは、試写会を始める前に、俺と部長の彩の事ですが、質問は受け付けません。想像力を養って下さい、以上。
じゃぁ、副部長と部長を任命します。副部長、オッチョコチョイですが、人とのコミュニケィションの上手な島田君。部長、少し無口ですが、自分の意見を簡単には曲げない、富田さん。この二人にやってもらいます、よろしく。」と言った。
次に、白いワンピースのドレスに、お揃いの帽子と靴を履いた彩が、
「優と付き合い出したのは、五年前、私たちがまだ中学生の時です。私が病気で入院した時もずっと私の側にいてくれました、以上です。
それでは、最初の仕事を伝えます。本日の試写会の進行、お願いします。それと、これをもって、私と優の仕事を終了とします。後は、二人にお任せしましす。」と言いい、鍵の束を富田さんに渡した。
そして、俺と彩は、二人で部屋の後の席に着いた。
新しい部長と副部長は、コソコソと話し合っていたが、新副部長の島田君が、
「まぁ、そおゆう事なので、僕が進行します。先輩たちの事は試写会の後で問い詰める事にして、作品の観賞から始めたいと思います。」と言い、新部長の富田さんは、パソコンにフラッシュドライブをつないだ。
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