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流石に寒い日は止めて欲しいと頼んだが、今日の様な心地よい日は親父の湯のみを出し、思い出と語り合ってるんだろうか?
嫁「あなた、お義母さん幸せそうな顔していらっしゃるから、もう少しこのままでも・・・ね?」
将太「そうだな。また親父の夢でも見てるんだろうな。
祐、おばあちゃんの部屋から毛布持ってきて。」
祐「おっけー」
3人兄弟の末っ子の祐。
俺よりも親父の幼い頃に似てるとか言って、凄く可愛がられていた。
そんな祐も今年で高校生になる。
嫁「どんな夢みてるんだろう? また夢の中でお義父さんに会えてるかな?」
将太「死んでも母さんを溺愛って凄ぇよな、親父。」
嫁「うん。初めてお会いした時はビックリしたけど、理想の夫婦だと思った。
羨ましいなぁ。」
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