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そのうちに気が付いた重大な事実!
私‥みんなから見られてる!?
変な誤解をされちゃう前に急いで食べなきゃ!
‥なんて思っていたのに‥
「あ、尚輝!」
コツコツと革靴の足音。勿論尚輝さん。
この場所から消えたい。
「和也、ここで何してる?」
「何って、ランチだよ。ね、ゆなちゃん」
怒られちゃう!
また機嫌悪くなるかも‥。
「そうか」
え?
それだけ?
あまりにも気が抜けたような言葉にホッと胸を撫で下ろす。
「あ、私もう行かなきゃ!」
少しゆっくりし過ぎたみたい。
「すいません、お先に失礼します!」
軽く会釈をして事務所に戻った。
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