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「専務‥
それは‥
頭ポンポンはダメです‥。
女の子は大抵そんなことされちゃうと、胸キュンになりますよ。
それに‥
どうするんですか?
私に好かれたら‥」
アルコールのせいで冗談まじりで絶対に普段言えない言葉が口からするりと出た。
そんな私の顔を専務はまっすぐな瞳で見つめる。
「朝倉になら好かれても構わない。」
‥え?
冗談なのか本気なのかわからないくらいサラッと聞こえた‥。
でも‥酔ってるからきっと気のせいかもしれない‥。
「聞こえなかった?」
専務は顔を近付けながら私を見つめる。
ち‥近い!
‥近い‥!
心臓の音が専務にも聞こえてしまうんじゃないかと思うほどに‥近い!
「ちょ‥
ちょっと待ってください!聞こえました!」
「でも‥
あの‥私、酔ってるのかもしれないです。」
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