308人が本棚に入れています
本棚に追加
/374ページ
脱衣場で服を脱いで、シャワーを浴びる。
耳の中にお湯が入っても構わない。
綺麗にしたい。
綺麗に流したい。
そう思いながら湯船に浸かった。
お風呂から出ると、尚輝さんがシャツを準備してくれていた。
もちろん尚輝さんのだからブカブカだけど。
尚輝さんの匂いに包まれて遅めの夕飯を食べた。
時計を見ると11時を過ぎていた。
「ゆな、寝るか」
その言葉でハッとする。
そして、すぐに顔が真っ赤になる。
寝室は落ち着いたブラウンで統一されていた。
大きなベッド‥。
尚輝さんは一足早くベッドへ。
そして私を見つめ手招きする。
私はそっとベッドに横になり、真っ赤な顔を隠すようにシーツを顔にかけた。
最初のコメントを投稿しよう!