悪夢

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尚輝さんの大きな手が私の身体を包む。 「ゆな‥今日の事は忘れろ。」 そう言うとぎゅっと抱きしめてくれた。 そして、尚輝さんは優しく頭を撫でてくれた。 ゆなの風呂あがりの姿をみて‥俺の理性がまだあって良かった‥ あれはヤバイだろ? 今日はゆなに手を出したらいけない。 そう決めて部屋に呼んだんだ。 だから‥ 俺は‥ ゆなの寝顔を見ているだけ。 「尚輝‥さ‥ん?寝れないんですか?」 突然目を開けたゆな。 「いや、これから寝るところだよ。」 「尚輝さん、今日はありがとうございました‥」 ゆなはそう言うと俺の胸に顔を埋めるようにして寝息をたてはじめた。 そして、俺もゆっくり目を閉じた。
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