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和泉は目を閉じて首を傾けてゆっくり私に近づいてくる。
それはまるでスローモーションのようで。
和泉の顔...綺麗だな...
私は和泉を押し退けるのをすっかり忘れ和泉に見惚れてしまっていた。
和泉の綺麗な顔と和泉からする甘い香り。
壁に両手をついたまま和泉は....
私の鼻にキスを落とした。
......って、え!?は、鼻??
「はは、先輩ガッカリした顔してますよ?唇じゃなくて残念だった?」
和泉はフッと笑った。
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