第1章

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君には、感謝してる。 いつも、笑ってくれる。助けてくれる。声をくれる。 実を言うと、好きなんだよ。多分ね。 きっと私は分かりやすいから、君はもうこの気持ちにも気づいてるのかも。 気づいてないふりをしてくれて、ありがとう。 でも、もう、そんなふりはしなくていいよ。 やっと、覚悟ができたから。遅すぎるけれど。 もうすぐ君は旅立ってしまう。だから、覚悟ができたのかもね。 好きです。そして、いつもありがとう。 何て言えるわけがないから、 「どうせお母さんからしか貰えないんでしょ!?可愛そうだからからあげる!」 想いは、このありがとうのチョコレートに込めた。 「いつも、ありがとう」 ほんの少し零れてしまったけれど、ね。
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