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あー。
もう一回見たいかも。
俺はその日のうちにパソコン作業も教えることにした。
彼女を受付のパソコンに座らせて、後ろから指導する。
微かに香る甘い匂いを確かめたくて、
ギリギリまで近づく。
するとみるみる内にガチガチに固まっていく彼女の身体。
彼女をこうさせているのは俺なんだな、と思うと沸いてくる不思議な感情。
なんだこれ。
俺大丈夫かな。
どこまで近づけるのか試してみたくて、
彼女がぴくりと動くまで距離を詰めた。
しかも逃げ場が無いように。
ガチガチの身体、華奢な腕、滑らかな首筋。
すぐにでも触れられる距離なのに、なぜだか、触れたら壊れてしまいそうだ。
耳元でパソコンの入力を指導する。それに短く返事をする彼女。
身体はガチガチなのに、返事は平静を装っている。
高鳴る心臓。
緩む口元。
鼻をくすぐる甘い匂い。
ギリギリの緊張感。
俺以上に緊張する彼女。
この感じ久しぶりだな。
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