王女

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王女

彼に従い歩く。そこは暗い闇の世界。私は怖くなった。でも彼は歩いて行く。静かな足音しかしない。 突然彼は止まった。そしてノックをする。 「はい。」女性の声がした。美しく、凛とした声。 静かにドアが開けられる。長く暗い中を歩いたので、目が慣れない。「入れ。」と押されて部屋に入った。この男はなんて人だ。と私は腹が立った。
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