153人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
“ポンポンッ…”
海斗が花音の頭に手をおいてゆっくりと撫でてくれた。
「海斗君…」
「頑張ったね。」
「…ッ…」
今日は翔の前でたくさん泣いたから
もう泣かないって決めていたのに
海斗の優しさで涙が止まらなかった
「う~ッ…うッ…」
「ヨシヨシヨシ…」
大人になってから泣いたのってほとんどなかったのに
翔君や海斗君に出会ってから
子供の頃のようによく泣くようになった…
子供の頃を思い出すかのように…
でも子供の頃を思い出すというよりは
恋をしているから泣いているのかも…
最初のコメントを投稿しよう!