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“ポンポンッ…” 海斗が花音の頭に手をおいてゆっくりと撫でてくれた。 「海斗君…」 「頑張ったね。」 「…ッ…」 今日は翔の前でたくさん泣いたから もう泣かないって決めていたのに 海斗の優しさで涙が止まらなかった 「う~ッ…うッ…」 「ヨシヨシヨシ…」 大人になってから泣いたのってほとんどなかったのに 翔君や海斗君に出会ってから 子供の頃のようによく泣くようになった… 子供の頃を思い出すかのように… でも子供の頃を思い出すというよりは 恋をしているから泣いているのかも…
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