0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
私の友達。
いつも一緒にいて、とても楽しい。
だけど、壁が少しあって気を使うこともあった。
上辺だけの関係ならなくしたいと思っていた。
…そんな時、私の小学校からの友達から聞いた話だった。
それは、友達が私の悪口を言っているということだ。
ちょうどその頃クラスの席決めがあり、私がリーダーとして席を決めることになっていたのだ。
私の班にはたまたま私の仲が良いメンバーが揃っていた。
友達も私と同じ班だった。
でも、それが不満だったらしい、私が他のメンバーと話して1人になることを恐れ、悪口を言っていたらしい。
私はショックだった。
それと同時にこれがチャンスかもとも思った。
なぜかというと、ここでお互い本音言いあえばこれから壁をぶち破って仲良くしていけるんじゃないかと思った。
その日の夜、私はメールで、話をしてみた。
もちろん喧嘩した。
きっと明日は、話せないんだろうと思った。
次の日…友達は笑顔でおはようと言ってくれた。私もいつもと違う感じになんだか不思議に思った。
そしたら友達が休み時間、
「メールしてくれてありがとう、話せてすっきりした」と言ってくれた。
私もとても気持ちが楽になり、そこから私達の壁がなくなったように感じた。
その日から、私達は恋話でも、くだらない話でもなんでも話すようになった。
これが私の友達から親友へなった話。
でも…この後あんなことが起きるなんて。
決して、親友には言えない。
最初のコメントを投稿しよう!