思い出の詰まったこの場所とのお別れが近づいている

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私は生まれてからずっとこの場所で暮らしている。 私が住んでいるA町は、田舎だけど、楽しいこともたくさん。 まず一番は”友達”だ。 最高の友達に出会い、毎日がとても楽しい。 私の家の周りにはたくさんの友達が住んでいて、休みの日はたくさんの人と遊んでここに住んでてよかったーと何回、何十回思ったことだろう。 だが、こことのお別れを聞かされたのは今から6年前くらい前だ。 私の両親は離婚し、私は母に育ててもらっている。 だが、この家は私の父の家らしく、出て行けとずっと言われているみたい。 だけど、私はどうしてもこのA町から引っ越すのが嫌で、父に頼んでどうにか15年間ここに住んでいる。 だが、ここにも大人の事情があったらしく、月に多くのお金を払っていたみたい。 私のわがままで母に迷惑をかけていたのだ。 でも、思い出の詰まった場所と、大好きな友達とお別れするのは悲しくて、迷惑をかけていることを申し訳なく思いながらも暮らしていた。 だが、もうそろそろ私のわがままも効かなくなってしまったのだ。 今年の春に引っ越すらしい。 この9年間たくさんの友達と出会い、たくさんの思い出の詰まったこの場所から離れ、友達もいない、なにもわからない場所へ引っ越すのは悲しいし、少し怖い。 いつでも会えた友達と会えなくなるのが悲しい気持ちでいっぱいだ。 母にはそんなことは言えないけど、やっぱりずっとこのA町で暮らしていたかった。 どうしてこんなにこの町にこだわるのかは正直自分にもわからない。 ただ引っ越したくない!!ここにいたいという気持ちだけは確かだ。 だが、今更もう変えることは不可能だから、我慢する。 その代わり、たくさんこのA町に遊びに来て、たくさん遊んでここにいた時と変わらないくらい楽しくする。 引っ越しても友達とたくさん思い出作れるからたくさん思い出作って楽しみまくる。 私はそう決めたのだ。
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