友達から嫁

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「違うけど…」 どうもいつもみたく、話が上手く噛み合わない。 そう思うのは陽ちゃんも同じだったらしく 「けどってなんだよ。 良いか。俺が言ってるのは二択だ。 俺と結婚して着いてくるか、ここでさよならか」 と、まっすぐに見つめてきた。 ここで選択を間違えたら、私は陽ちゃんに会えなくなるんだと突き付けられた。 そんなの駄目だ。 「そんなの駄目! 私、これからも陽ちゃんと楽しく過ごしたいの!」 私が言うと待ってましたと言わんばかりの笑みでこちらを見る陽ちゃん。 その瞬間しまった、と乗せられたごとに気が付くも時すでに遅し。
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