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雨だし じゃあ送るけど 寄らない、と きっばり。
それは流石に厳しいでしょう。
いきなり部屋とか、、自分の常識と多少の美学に 強烈に反する事。
「音を聴いて欲しい、聴かせたい。
俺の音、聴いて欲しい、絶対それだけ。」
「無理無理、じゃあ送らない。」
また押し問答、
とりあえず送るだけって事になっても 最後まで 諦めが悪い。
しかも途中のコンビニに 寄って、と。
ビール買いたいらしい。
もうすっかり友達気分かぃ、って。
まぁ私は大人だし、と 仕方なく通り道のコンビニに車をつける。
智雄が降りる瞬間、、
「帰っちゃわないでよ、
ねっ、ちゃんと待っててよ、
すぐ戻るからっ。」
大きな目を クリクリさせて 嬉しそうな 若干不安そうな 本気で心配してるのが笑える。
「そんな人じゃないよ、私。」
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