引き寄せた

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ちょうど入り口の真ん前で 何故か満面の笑顔の青年、、! 気付いて近付いて 来る。 えっ、、なんで私って分かる、、? Gジャンにニット帽! 待ってた 親友に会えたような 不思議なほど自然な笑顔。 「行こ、、ちょっとだけ。」 えっ、、。 軽くいきなり肩を抱かれた、とっさに振り払いながら、 「えっ?どこへ?」 なにっ、、慣れ慣れしいよ、君っ。 でも 素朴な無防備な笑顔につられて 警戒心ゼロ、後で考えても 納得行かない不思議な瞬間。 軽いような 気さくなような、 でも だからこそ出会えた? 頼りなさげな 人の良さそうな青年、印象は悪くはなかったが 決して惹かれるタイプではなく。 歩いてすぐの真っ白の壁のカフェ、飲み物をオーダーして 会話は彼のペース。 どこ住み? お腹空いてる? 少しくらいならお酒いい? な、、なんで 私が流されてる?こんな小僧に。 帽子取っていい? と。 はい、どうぞどうぞ。 「驚かないでね?」 え?何か驚くの、? 恥ずかしそうに頭を撫でながら 綺麗なツルツルの ほぼ五分刈り坊主、満面の笑み。
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