「最悪だ…この世の終わりだ…」

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やあ! 俺の名前は、元井元気! 日夜『創作』の二文字に情熱を注ぎ! 『創作』の二文字と共に生きる!『小説投稿クリエイター』というのは、何を隠そう(?)この俺の事だ! (本職は、別に有るが) さて。 今夜の俺は… パソコン画面を前にして頭を抱えていた。 「最悪だ…この世の終わりだ…」 一体全体、何が有ったのかと言うと…。 俺は『N★ナルシスタ』という、とあるクリエイター投稿サイトに『ガッデム元井』という名前で登録していて、ちょこちょこ小説を書いては投稿している。 そのサイトが、定期的に開催している恒例企画に『猛想コンテスト』ってのが有る。 文字通り(?)、登録クリエイターの『猛想(妄想)』を膨らませた短編小説を決められたテーマと期間内に投稿を募り、競い合うという趣向のものだ。 俺は、この『猛想コンテスト』に、ほぼ毎回投稿していて結構、楽しみにしている。 サイトを覗いて、 ニュース欄に『第〇〇回!猛想コンテスト開催のお知らせ』という記事が掲載されると、俺は、テーマと募集期間をざっと見て投稿作品のアイディアを練り始めるという訳だ。 さて。 昨夜の俺は、会社の友人と朝までカラオケに行って、そのまんま友人宅にお泊りして、次の日の晩(つまり今日の晩)に家に生還した。 そして、ふと携帯の電源がずっと切りっぱだった事を思い出した。 俺は、カラオケでは電源オフが心情だ。 (何しろ…俺には、愛する歌が有るもので。誇) 携帯の電源を入れてみると、途端に昨日と今日の晩までの間に受信した何本かのメールが、続けざまに、 『ブーッ、ブーッ』 『ブフ、ブーッ、ブーッ』 『ブブブ、ブーッ、ブーッ』 とイッペンに表示された。 俺が、それらのメールを読んでいくと… あるメールに目が止まった。 こんなメールである…。
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