と言う訳で書いた短編小説がこれだ!【短編小説・希望の光】

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【希望の光】 「最悪だ…この世の終わりだ…」 『え?』 「だから…この世の終わりってくらい、最悪な事が有ったんだよ」 『そうか』 「何が有ったのか、聞かないのかよ」 『悪いが興味ナッシング』 「そんな言い方、無いだろ」 『そうそう、それそれ』 「は?」 『今、「そんな言い方無いだろ」って言ったよな』 「言ったけど」 『「そんな言い方」「あんな言い方」「こんな言い方」…今思ったんだけど、これと同じで、「この世の終わり」の「この世」ってどんな世界を指すんだろ』 「は?そりゃ、今俺達がいるこの世界に決まってるだろーが」 『じゃあ逆に言うと「この世」とは別の他の世界も有るって事かな』 「他の世界?例えば『この世』に対しては『あの世』だろうな」 『それは天国とか地獄の事かな』 「多分、そうなるな」 『「あれ」「これ」「それ」って言葉は当人から見た距離によって違ってくる。近い距離は「これ」。遠い距離は「あれ」。その中間の距離は「それ」』 「んな事、分かってるよ。バカにしてんのか」 『いや。だから「この世」は目に見えてそこに有る身近な世界だから「この世」だけど「あの世」は見えないくらい遠くに有るから「あの世」って呼ぶのかなと思って』 「まあ、見えないくらい遠いって言うより『あの世』ってのは有るのか無いのか分からんから、凄く遠い存在って意味で『あの世』って呼んでるんじゃないか?」 『だったらその中間「その世」ってのは無いのかな』 「『その世』?」
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