第2章 写真

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まさか、真一が浮気などするわけがなかった。浮気相手の物などであるわけがない。しかし、もしそうだとすれば2人でギョーザを食べるとすれば1人分にしては不釣り合いなギョーザの量も合点がいった。 馬鹿馬鹿しい。 想像を打ち消した。 第一、真一に女性の影など見たことがない。家庭だって円満にやっているのだ。しかも妊娠をいいことに女を家に連れ込むなどという 最低な行為をするわけがない。 真由美はいつの間にか目をつむり眠りに落ちていた。
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