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やっと、魔法師学園での勉強が終わり、家に帰ることができた。
私、シェイラは、初級魔法師のバッジをやっと獲得したばかりの魔法師。17歳。
ルンルン気分で森の道をあるいていたら、あたっちゃた・・・妖魔に。
「おまえ、綺麗な色をしている。主に献上してやろう。ありがたく俺に狩られろ。」
なに?こいつ、何言っているの。献上ってなに?
戸惑っていると、妖魔は、さあ、俺に狩られろ!
そう言って、飛びかかってきた。
私はとっさに
「ファイヤーボム」
妖魔に攻撃をする。
「うっ・・・」
飛び出してきた妖魔は、私の攻撃をもろに受け吹っ飛んだ。
「弱い・・」
私は、呆れてため息が出た。
息絶えながら、妖魔は
「おまえには、仲間が、絶えず寄ってくるだろう。覚悟しておくんだな。」
そう言って、息絶えた。
私は、嫌な言葉を妖魔から聞いたのだが気にせず、家路を急いだ。
家と学園のちょうど中間点で、またしても妖魔に遭遇。しかも、最初の妖魔よりは強そうな奴が現れた。
「やっと出て来たか。待ちわびたぞ」
何言ってんのか解らないけど、私は戦闘態勢に入る。
「出でよ杖。あと、アルマロス。」
声に応えるように私の右手の掌が光り輝き杖が現れ、足元に結界が張られた。
それと同時に使い魔のエルフのアルマロスが現れた。
「なんか、ついでの呼び方だなぁ」
「なんで、次から次と妖魔が出てくるのよ。無視して、通してくれてもいいと思うんだけど。」
シェイラは、隙を見せずに妖魔に対じする。
「そうはいかん。お前の放つ光は我らの恐怖。お前を狩って、我らの主に献上する。」
またしても出た。主とか献上とか。いったいなんなのよ。それに、放つ光って何?
「とりあえず、お前をいただく。」
その言葉と同時に攻撃か始まった。
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