魔法師と魔族王

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「フリージング」  相手の妖魔が攻撃をする。 「シールド、&フレア・エクスプロージョン」  私は、足元の魔法陣を利用し、結界を張りながら攻撃した。 「結構やるな」  妖魔はにやりと笑う。  やばい、私には、倒せないかも。 「アルマロス、全力でいかないとやばいよ。」 「よし、共同作業で行くよ」  わたしは、召喚獣アルマロスと、共同攻撃をする。 「ダイヤモンド・ランス&サンダー・シャワー」  アルマロスが相手の足元を攻撃し、私は、雷の矢を打ち込んだ。  いくらかは、妖魔に大分ダメージをあたえられた。  しかし、まだ、息がある。どうしたらいい。私は悩んだ。    そんなときだった。 「俺と契約したら助けてもいいんだけどなぁ」  なんか、気か抜けるような声が聞こえた。 「誰?」  声のする方を見上げた。  黒装束の男が空に浮かんでいる。  助けるのは、妖魔のほうなのか。  すると・・・ 「そこの女、聞いているのか?」  黒装束の男は、私に声をかけた。 「えっ、私?」  意外な提案。 「今を助けてもらっても、あなたが私を主とかというやつのところへ連れて行くんでしょう」 疑いの気持ちが拭えない。  その間、相手の妖魔も私たちを見ている。敵か、味方か見極めているのか。
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