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あられもない恰好で
取り返しのつかない台詞。
「ああ、そうか。それじゃ時間をかけてたっぷり――」
この状況で
そんなこと言われたら当然
「たっぷりと虐めてあげる」
凪じゃなくたって
「ヤ……アッ……!」
――当然こうなる。
「アッ……やめて」
凪はガウンの裾を背中まで捲り上げると。
「いいね、いい眺めだ」
いよいよ我を忘れたように
長い指を蛇のようにくねらせた。
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