episode180 窓辺

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「アンッ……もうダメ……」 ガラス窓についた手は 掴まるどころかツルツルと滑り 身体を立たせているのもやっとだった。 「それじゃそこで四つん這いに」 「なっ……!」 背後から囁かれるのは 屈辱的な指示。 従う必要はない。 ないけれど――。 「おっと、せっかくなんだ。綺麗な顔は上げておけよ」 「アアッ……」 快感が僕を跪かせる。 「そうだ。いい子だ」 いつだってそうさ。
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