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ここは 兄である僕が アイツと戦い
僕の後ろで アイツの姿に怯えている 妹を
守るしかないと 決心した
それから近くに落ちていた 新聞紙を丸め武器を作る
その頼りない新聞紙で出来た武器を強く握りしめ
僕はアイツとの距離を ジワジワと つめていく
しかし それを瞬時に察知したのか
黒く光るアイツは 此方を凄く警戒してきた
僕は 恐怖で今にも逃げ出したい気持ちを落ち着かせ
一気に飛びかかろうした
が次の瞬間
黒く光るボディ… もといゴキ○リは
先に此方に飛びかかってきたのだ
僕は思わず悲鳴を上げて
その場から 逃げてしまった
たった一人の 大事な妹を残して…
その日以来 蔑んだ瞳で僕を見る
妹の顔を見るたびに
僕は この世の終わりを感じずにはいられないのだ
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