人形の目

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「未来、あんたはあたしの一番の親友だからね」 親友、この言葉を聞くたびに嫌悪が胸の内から込み上げるようになってきたのはいつからだろう 「これどうしたらいいと思う?」「あのこが○○のこと鬱陶しいって言い出したんだよ、どうしたらいいかなー」「どうしたらいいとおもう」「どうせないかんとおもう?」 いつから私は相談役になったんだろう。頼られるぶんにはいい、でもそれが度を過ぎるとどうしたらいいかわからなくなる。それでも相手の相談について一人考えて答えを導き出そうとする お人好しだね まるで使い捨ての道具みたいだ 冗談が通じない、めんどくさ いつから、こんな風に言われるようになったのだろうと考えるのすらバカらしく思えてくる
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